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2007欧州弓道旅日記
2006年度「海外研修(弓道班)」引率
2007年
2月1日(木曜)
13:30〜研修の打ち合わせを道場にて行った。更新版予定表を配付して概略を説明。演武のための合同稽古。KYNは下ばかりに飛ばしている。狙いを上げるように指示。研修中に上手になるであろう。KWGは後ろだ。妻手がゆるまないように。
2月5日(月)
IMIが変圧器を研究室に取りに来る。学生は、現在道場で稽古中とのことで、私も道場へ向かう。
2月6日(火)
5:50大学集合。剣道班とともに6:05出発。私とMKT先生はOHRで拾ってもらう。8:20成田空港着。剣道班のリクエストにより早く出発したが、弓道班のみで来る場合には、もう少し遅い出発でよいだろう。第一ターミナル、Dカウンターでチェックイン手続き。6人で荷物の重さは118kg。ギリギリだ。ウィーンまでは問題はないが、係員の女性は弓の長さが気にかかるようで、ウィーンからブダペスト行きの飛行機は小さく、弓を積み込むことができるかどうかわからないとのこと。そんなに小さい飛行機の訳はないだろう・・と思いながら・・対応を待っていた。電話でどこかに確認をとってくれたが、明確な回答はなかったようだ。「積めない場合はどうなさいますか?」と予想をもしていない質問を受ける。・・・「陸路で持って行きます」と答えておいた。たいへん気の毒そうな顔をしていただいた。
手続き終了し、手荷物検査をすませ、銀行両替でユーロに換金。RATE CASH は162.55円。昨年の149.01円よりも更に悪い状況。424、255円で2610ユーロに換えた。11:10に36ゲートから搭乗予定。200ユーロづつを学生に渡した。21J。食事はAERFRTよりはいい。アルコールも飲めた。いくらか寝たが、到着寸前になり、かなり眠気が襲ってきた。16:00予定より微妙に早く着陸。
ウィーンは今年も雨。日本と同じく例年より暖かいようだ。傘忘れた。紅葉会のロベルト氏とマーチン氏が迎えに来てくれた。電車で市内へ向かう。3ユーロ。電車に乗る際に、偶然ヨーグ氏と会う。同じ便で来た日本人女性を迎えに来たようだ。あたらしい彼女か?(「友達だ」と彼は否定した)。 電車移動は荷物が多いのでたいへん。マーチン氏に空港で買ってきた日本酒をプレゼント。ウィーンミッテで降り、地下鉄に乗り換え、ウエストバーンホフの1つ手前で降りる。
三つ星ペンションANNAに到着し、今日と明日の打ち合わせ。女子3名はマーチン氏宅へホームステイをする。夕食は別々にすることにした。マーチン氏と女子3名を見送り、ロベルト氏と我々はレストランを探しに歩くことにした。ペンションANNAは昨年泊まったPENSION HAGRITAのすぐ近くであった。部屋は昨年と同様に綺麗。ANNAの方が更にいいかな? 7時〜10時までが朝食の時間のようだ。明日は7:00に朝食をすることにした。マーチン氏たちは明日8時30分にペンションに来てくれる。稽古は10:00〜18:00の予定。ホフ氏は明日到着か? ロベルト氏は新車を受け取り、明日は何時になるかはわからないが、道場に来る予定。
雨の中をふらふら歩き、アルト、ウィナー何とかというレストランに入った。あまり腹は減っていないため、ロベルト氏の進める2品を注文して3人で分けることにした。私はフリターテンズッペとビールを注文した。スープだけでいいくらいの量があった。2品が来たが、なんと・・・盛り合わせのようなもので、ものすごい分量があった。私もびっくりしたが、特に始めてのヨーロッパである2人は、いきなり度肝を抜かれたようだ。3人で1皿でよかったかもしれない。私は皿だけもらい、2人のものをわけてもらったが、味見だけで満足。学生から「もう少しどうですか」と言われるも、満足満足! 何とか延び合っていたものの、さすがに若者2人もギブアップしたようだ。「やっつけ甲斐がある」と言っていたYKTもやられた。4人で40ユーロ少々。ロベルト氏に電車代18ユーロを支払う。またロベルト氏から持参した的枠代金として30ユーロをいただく。
セミナー予定:
1日目(7日)
集合、挨拶
挨拶のセレモニー
午前射込み稽古(適宜アドバイス)
昼食(道場で)
午後ビデオ鑑賞
射込み稽古
座射? (実施せず)
講義? (ビデオ鑑賞と平行)
集合、挨拶、後片付け
夕食:ガストハウス
2日目(8日)
集合、挨拶
射込み稽古(12射*)
昼食
午後学生演武
射込み稽古(12射*)
ホフ氏合流
講義(道場エチケット、危険防止)
集合、挨拶
後片付け
夕食:ホイリゲ
2月7日(水)
今年もまた例により早く目が覚める。まだ4時前だ。昨日あれだけ満腹になったのに、5:00頃になると腹が減ってきた。今日から紅葉会主催のセミナーが開始されるが、スロベニアからダニーロ氏ほか4名が参加し、リンツからはペーター氏ほか3名が参加するらしい。遠くから、しかも平日に熱心に参加してくれてありがたいものだ。彼らは、3月に行われるMOR先生のセミナーにも参加する予定でもある。スロベニアから300キロ以上あるらしい。7:00朝食。パンも数種類があり、おいしい。ハム、シンケン、チーズ、野菜も少しある。フルーツポンチ、ヨーグルト、食べなかったがコーンフレークもあった。コーヒーを3杯も飲んだ。
8:40頃、マーチン氏と3人の娘がホテルに到着。昨日の夕食は大きいピザを3人で分けて食べたそうだ。朝食のパンもおいしかったらしい。夜の町中も散策したようで、すでに国会議事堂や市庁舎を訪れたようだ。昨日はトランクを引きずって歩いたし、夜の散歩もしたし筋肉痛のようだ。「迂闊に散歩につきあうものではない」と教えておいたと思うが・・。
ペンションを出て、歩いてウエストバーンホフへ向かう。U6に乗りフリードリッヒドルフ?で降り、33Bのバスで道場へ向かう。地下鉄駅から歩けない距離ではない。最寄りのバス停の名前は、いつも覚えられずに忘れてしまう。KWGにバス停の写真をとってもらったのであとで確認しよう。ドミニックホフマンスポーツハレに到着。着替えて準備をする。ブランコ氏に数冊の本をプレゼント。
10:20頃稽古開始。集合挨拶、学生の自己紹介、紅葉会へのTシャツプレゼント。KND嬢のドイツ語での自己紹介チャレンジはえらい。挨拶の礼射を立って1本割り膝で1本を行う。本座と射位の位置を間違えたようだ。
ユガケを新調した初心者がいるので、使用方法と管理の仕方、新しい場合のつけ方をアドバイスした。射込みの稽古を開始。適宜見て回る。シルビアも私が運んできた新しいユガケにかえて、巻き藁を引いている。夏よりも上手になっている。新しいユガケにも問題はないようだ。10月にはじめた女性も新しいユガケにかえたが、少し、取りかけの感覚の違いにとまどっているようだ。手首に力が入り、離れも少しゆるんでいる。12月にはじめた男性(あとからOTAKUと判明)は柔らか帽子で巻藁を引いている。こちらも時々ゆるんでいるが、2ヶ月足らずでここまでできれば良い方だろう。マーチン氏はなかなか初心者指導に長けているようだ。
午後には彼らは近距離(10m程度)で発射し、シルビアは28mで引いた。角見がもっと利くようにならないといけないが、たくさんのことを言っても混乱するかも知れないので、シルビアには「問題ない」と言った。まずは不安がないように新しいユガケに慣れることが必要だろう。ヨドックは3年前と比べると力みがだいぶとれて、時々きわめてうまい弓を引く。自分でわかるようになってくれればいいのだが、まだよくわかっていないらしい。ペーター氏は相変わらずうまい。しかし、いつもは20mで稽古しているようで、狙いに苦労していた。弓は19kgくらいで、参加者の中ではいちばん強い弓を引いていると思われる。ペーターの道場のおじさんは以前と変わらずまだまだ離れから残身で崩れる。ペーター氏もいつも注意しているであろうが、なかなか直らない。どうしたらよいものか。女性の方はうまい弓を引くが、安定しない。
スロベニアからの4名も到着した。ダニーロ氏(Klub BUSHIDO、Murska Sobata)ともう一人(クレメン?)にTシャツをプレゼント。ダニーロ氏は相変わらずうまいが荒削りのままだ。簡易ユガケを自分で作っている人(クレメン?)もなかなかうまい弓を引く。時々弓手が上がるのが気になる。簡易ユガケをブランコ氏が20ユーロ?で購入していた。もう少し柔らかいといいのだが。そしてやはりついでに中指もあった方がいいし、指先も被われていた方が良いのだが。初心者1ヶ月の人(スタリコ?)もすでに的前を引いている。的前を引くには少々早い気がするが、1ヶ月でここまで引けるとは立派なものだ。しかし、あまり先を急ぐと将来に悪影響がありそうなのだが・・。力も入りすぎているし、時々大きくゆるむのが気になる。モニカも上手になっているが、矢束が足りない。離れは悪くない。しかしどうしても胸当てをつけることをいやがっている。何故????謎!!
20射ごとに休憩したが、疲れる。12射で休憩くらいのほうが、よいだろう。彼らはいつも矢数がかかっているわけではないだろうから、ゆっくり休みながら引く必要がある。
昼食はいつものように道場で。あまり食欲がなく、パンを1枚、ケーキをひとかけら、コーヒーを飲んだ。
学生達も疲れたと言いながら稽古した。少しずつコミュニケーションをとるようになった。ブランコやロベルト、OTAKUらがうまく学生を会話に引き込んでくれている。
昼食後、KYNのアンケートを実施。みんな協力してくれた。KYNはお礼に折り紙の鶴を渡した。記述式なので今後の処理がたいへんだぞ。
ダニーロ氏と1ヶ月の初心者の彼に袴のつけ方をYKTとKWGに指導してもらった。・・・あらら、そんなには変わっていないぞ!
午後、12射のあと、若干の説明の後、昔の映像を鑑賞してもらった。(URKMKIGHGK、KJ。ANZKMNWKHK。)
午後12射ごとに休憩。
スロベニアチームが帰るというので記念撮影をした。ありがたいことに、今度スロベニアを訪れてほしい旨を賜った。3グループが結成され、20人以上の会員がいるようだ。
17:30、集合、終了。後片付け。次の団体がホールを使用するらしい。弓具は地下の部屋に収納。
歩いてガストハウス、パン?に行く。いつもよく来る店だ。昨年はディータ氏に肉料理を選んでもらった。そういえば、Seishin弓道会のディータ氏は京都だか大阪に行っているらしい。チェザル氏も大学を卒業し、1月から広島にいて仕事をしているらしい。
マーチン氏ほかに料理を選んでもらい、6人で4皿を注文、わけて食べることにした。KWGと私は白ワインを注文、ほかはオレンジジュース。食後KNDと私以外は眠そうである。IMI、目あけて寝てんじゃないの? KYNもやばい。KWGは写真写りの目がやばい。YKTはやばいのかどうか不明。ブランコに話しかけられ、時々やけに笑う。??謎。
会計をまとめて済ませ、ペーター氏は明日来ることができないので、別れの挨拶。皆とも別れ、帰路に就く。KNDは相変わらずハイテンション。YKT、KWG、そのテンションについて行ってやれよ!
電車の中ではかなり眠くなった。マーチンさんとその3人娘と別れ、ブランコ氏がペンションまで送ってくれた。ウーム、ちょっとまだ道がよくわからない。ついてきてもらってよかったかな。明日は7:00朝食予定として、部屋に戻る。22:00、シャワーは明日にして就寝。
2月8日(木)
なんと、0:30に目が覚めた。明け方また寝よう。今日は昼頃ホフ氏が到着する予定。ホフ氏の迎えのため、ロベルト氏は午前中は来れないと言っていた。
3:00再度就寝。
7:00朝食。ハム、チョコナッツクリームでパンを3つも食べる。コーヒー2杯、オレンジジュース1杯。満腹!昼はほとんどいらないな。
「ブランコに電話し、予定を変更して我々で町に出かけ、そのまま道場に行く選択もあるが・・」、と、学生に朝出かけたいか聞くと、荷物の整理もし、ゆっくりしたいとのことで、私も部屋に戻り、ゆっくりする。昨年の学生の行動パターンとは今年は少々違うようだ。8:30シャワー。
予定どおり、9:30にブランコ氏に迎えにきてもらってから一緒に出かける。本日、稽古後は弓具などをロベルト氏にあづけ、そのままホイリゲに行く予定。
9:30ホテル発。ウエストバーンホフから地下鉄。
10:10道場着。
10:45稽古開始。12射づつ射込む。
12:30午前の稽古終了。昼食。ケーキを半分だけ食べる。
13:00学生5名による演武。ビデオ撮影。
射込み稽古継続。ホフ氏到着。
講義(道場エチケット、危険防止について)。ホフ氏に通訳をお願いした。補足もしてうまく説明してもらったようだ。助かった。
15:40稽古終了。集合、挨拶。
ロベルト氏が弓と矢をブダペストまで運んでくれる。新車に積み込み、ホフ氏とともに男子学生2名と私をホテルまで送ってもらった。新車では昨年のようなGはそれほどかからなかった。6:15にブランコ氏が来てくれる予定で、それまでゆっくりする。
眠ってしまうとまずいので、念のため目覚まし時計をセットした。ウエストバーンホフから地下鉄でSpittelau駅まで行き、トラムに乗り換えた。最終駅まで行き、ホイリゲに入る。名前は??
白ワインを飲む。ここは白ワインで有名なところらしい。食事はセルフに似た感じで、売り場に行って注文した。みんなで約33ユーロ、まとめて払った。白ワインは飲みやすく、ずいぶん飲んだ。OTAKU2(リトルストーム)がハイテンションで訳のわからない日本語を発する。学生は乗り切れないでいる。IMIとYKTはやばいぞ。KYNとKNDはまだまだいけそうだが、IMIが眠そうで、YKTは腹が痛いようなので、マーチン氏をせかせて帰る。マーチン氏はもう少しいたかったように見受けられた。ごめんなさい、マーチンさん。ウエストバーンホフからの道のり、ようやくわかってきた。途中ファンタを買って帰る。
明日の朝食は7:30予定。9:00に女子がペンションに集合し、荷物をあずけて、町中へ行く予定だ。14:30までにペンションに戻り、荷物を持って出発する予定。ルートはウエストバーンホフから地下鉄U3でLandstrasse/Wien Mitteに行き、Sバーンで空港へ行く予定。町中の散策は、シュテファン寺院、ホフブルク、ナッシュマルクト、カフェーでメランジェなどを楽しもう。
2月9日(金)
7:30、ホフ氏も一緒に朝食。宿泊代の精算をカードで済ませる。9:00過ぎ、マーチン氏と3名がペンションアンナに到着し、荷物を置かせてもらって、町中へ出かける。最寄りの地下鉄駅からステファンプラッツで降りて、ステファンドームを見学。カールスプラッツ方面に歩き、路面電車で市庁舎へ向かう。例年のようにスケートリンクができている。ホフブルグの中の公園を通り、再びオペラ座方面へ。途中でモーツアルトカフェに立ち寄り、メランジェを飲む。以前にも来たことがあるが、初めての年だっただろうか? 学生達と3つのケーキを注文し、少しずつ味見。ウエイターは紳士で品がある。全員まとめて支払いをするが、チップを含め40ユーロ支払った。ちょっとチップを奮発しすぎたかな? どうもチップは慣れない日本人は悩むところだ。
カールスプラッツ駅で、話の種にと、名物オペラトイレに入るが・・・、残念!以前の小便器は普通の物に代わっていた。そのほかの内装はそのまま、音楽が流れているだけであった。駅構内を通って、分離派教会(金のキャベツのようなオブジェのついた建物)方面に出る。ナッシュマルクトを歩き、あまりお腹はすいていなかったが、ケバッブを食べる。ラムケバッブにしてみた。3ユーロ。かなりのボリュウムだ。ラムは微妙に癖はあるが、予想ほどではなかった。でも次回はチキンにしよう(笑)。
喉も渇いたし、学生も買い物をしたいということなので、近くのBILLAに寄ってみた。私は飲み物だけ、学生も飲み物と若干のお菓子、ヨーグルト、小物などを購入した。最寄りの地下鉄駅から乗り、乗り換えてウエストバーンホフで降りた。2時頃ペンションに到着し、疲れついでに、休まずそのまま出発した。ウエストバーンホフ駅に向かったが・・・、最寄りの地下鉄へ向かうべきであった。ウエストバーンホフ駅に向かう必要はなかったのである。電車ならばwbh駅だが、飛行機なのでウィーンミッテ駅から乗り換えてSバーンでウィーンシュベヒャート空港へ向かわなければならなかったのである。ウィーンミッテ駅で持っているチケットをどうすればいいのか近くのアベックに尋ねた。1つ下の階に降りてスタンプを押さなければならなかったらしく、はじめてのお使いで、IMI、KYNに行ってもらう。無事乗り換えを済ませ、15:21空港着。
早速手続きを済ませ、学生の買い物につきあう。自動販売機でコーラを買ったが、2ユーロ。手荷物検査では係の人が私に小型ナイフを見せ、私の耳元で、「あなたのジャケットの下にこれを入れさせてください。どういう意味かお解りだと思います・・。」と・・???、一瞬は意味が解らなかったのだが、・・なるほど、時々検査官の検査もしているのかな? 検査に油断がないように、常に緊張感を持たせるようなシステムが用意されているのかもしれない。しかし、こちらは、ベルトをとれだの、靴を脱げだの、コンピューターを出せだの・・・。
学生も飲み物を没収された。A44からバスで飛行機に向かう。小型と聞いていたが・・2機のプロペラ機の方面にバスが向かうので、ドキドキしたが、その手前のジェット機に乗り込むことになったのでみんな一安心。しかし、小さい。
離陸後まもなく飲み物とソーセージ入りのパイをもらったが、急いで飲食し終え、すぐに下降を始めた。「YKT!早く飲め!」。
言い忘れたが、パイはきわめてまずい!しょっぱい!
スーツケースを受け取ると、1つの取っ手がとれていた! アチラ氏ともう一人が迎えに来てくれた。アチラハウスに行き、マリアさんと会う。パラチンタを作ってくれている。夕食はここで、辛めのグヤーシュにポテトとマカロニタイプのパスタ。ビールや胃薬のようなにおいのハンガリーの酒、トカイワイン、アイリッシュミルクなどいろいろともてなしていただいた。学生もハンガリーの酒「ウワッ!!」と顔をしかめながらも楽しんでいた。マリアさんにはNTKからのプレゼント、毛筆を渡した。喜んでいただいたようだ。
それにしてもKNDが沈んでいるのが気になる。何かあったかな? ×KWG お互いに早く収拾しよう。仲直り、みんな海外研修の仲間だ。ロベルト氏も心配していた。アチラ氏も私に目で合図してきた。みんな気に懸けている。明日にはお互いになんとかするだろう。
君のコミュニケーション能力はみんな認めるところだ。正直言って今回の研修は、いまのところは、一昨年、昨年ほど交流という意味での研修としては、あまりまだうまくいっていない。今回の研修にKNDがいてくれたことはたいへんありがたく、なんとかこのブダペストでは君がリードしてくれないかと期待している所だ。頼りの君が沈んでいたら・・。明日はみんな元気に行こう!
ロベルト氏とホテルGRIFFへ向かう。宿泊者カードを書き、チェックイン。114号室。シャワーを浴び、12:30就寝。
2月10日(土)
ブダペストセミナー予定 1日目
集合、挨拶
ホフ氏・松尾セレモニー
射込み稽古・初心者指導
射込み稽古・初心者巻藁基本、近距離発射
講義
集合、挨拶
8:00起床。8:30朝食。今日は1人の朝食で寂しいものだ。学生達は大丈夫かな? 学生5人だけの時間があってかえって良かっただろう。
10:40アンドレアが迎えに来てくれる予定。私にも時間があってゆっくりできる。アンドレアから部屋に電話がありロビーに降りる。アンドレアはいま、オーストリアのホテルで働いているそうだ。昨年のメールの件について尋ねると、受け取っていない(読んでいない)らしい。すぐに返事を出したのに残念。日本に帰ったらぜひ再送しよう。
11:00過ぎ、ホフ氏がロベルトさんと一緒にホテルに到着。ホテルで食事をする予定が、まだレストランが開いていなかったので、近くのスーパーでパンなどを買って道場へ向かう。道場の外でランチ。しかし、食欲がなかったので、結局、買ってきたジュースを飲むだけで、パンは食べなかった。
スロバキアからピーターらが到着。ピーターには小学1年生の漢字ドリルをプレゼント。お母さんがつくったというパンケーキをもらうが、これも食べられなかった。
学生たちも道場に到着。学生たちは、本日朝は、日記を書いたり、少し散歩をしたり、各自思い思いに過ごしたようだ。問題も解決し、うまくやっている。KWGはちゃんと考えてくれている。
13:30、準備が整い集合、セミナー開始。ホフ氏の挨拶、私の挨拶、学生の自己紹介を行った。ホフ氏による矢渡しの後、稽古開始。的組、巻藁組、初心者組の分かれて開始。ホフ氏が初心者を担当し、私は的組と巻藁組を自分の稽古をしながら見て回る。最初は20射くらい引いただろうか、その後は12射ごとに休憩。初心者組はぶっ続けで講習を受けている。
アチラ氏にプレゼントを渡す。
学生達はあまり疲れはないらしく、熱心に稽古した。途中で写真を撮るなど、楽しく稽古している。KYNのアンケートも途中で実施し、折り鶴を渡していた。
セミナーを18:30に終了し、ゲッレールト?の丘に連れて行ってもらって夜景を見る。その後、夕食にレストランに行った。ボリュウムがある料理が出てきて、学生も平らげられなかったようだ。
2月11日(日)
ブダペストセミナー予定 2日目
集合、挨拶
学生演武
ミーティング
射込み稽古・初心者巻藁発射、近距離発射
昼食
射込み稽古・初心者巻藁発射、近距離発射
集合、挨拶、記念撮影
4:30目が覚める。そのまま横になる。
8:00、ホフ氏と朝食。互いに昨日の感想を述べ、今日の予定を打ち合わせる。さすが、ホフ氏は良い提案をしてくれる。
9:30、ロベルト氏をロビーで待つ。
道場に到着し準備。
10:30,集合挨拶。昨日はお互いがよくわかっていなかったようなので、みんなで輪になって各自の出身や弓歴などを紹介しあった。
稽古開始に先立ち、学生5人での演武を行った。なかなか良い演武であっただろう。巻藁組は発射体験をした。巻藁組にはなかなか要領のよくない人がいて、腕を打ってしまった。指導者の責任であるが、言いたいことが言えないもどかしさがある。ピーターもソンバトヘイのセミナーから全く引いていないようで、他の初心者と大差ないのが残念。弓も持っていないので継続した稽古はしていないのであろう。弓はソンバトヘイに注文しているようで、もうすぐ手に入るらしい。巻藁組は、もっと矢数をかけることができたら良かったが・・・。ロングボーの経験者の人はめがねを飛ばしてしまった。背が高い寡黙な人は、射形がなかなか整わない。離れも危なっかしかったが、最後には良い離れもでたが・・。理論だけでなく(頭で考えなければならない指導ではなく)、やはり体で覚え、数をかけないとだめだ。昨年のように初日から発射できれば上達できたのだが・・。いずれの方法も善し悪しがあるので、今回が必ずしも良くないとはいえないが、私としては少々残念に思う。
昼食は道場で済ませる。
マリアさんはうまくなったが、安定しない。ときどきゆるむ。近距離の男性も、ゆるむことが多い。背の高いピーターはうまくなった。矢数をかければ安定してくるのではないだろうか。クララさんはユガケを替えて、昨年よりずいぶん良くなった。やはり時々ゆるむのが気になる。スキンヘッドの人は射形はよいが離れが安定しない。アチラは体が逃げてしまう。もう少し巻藁を引いた方がよいのだが。
時間が迫ったので、最後に、お互いのセミナーの感想を聞いて終了。KNDは「大学卒業後、海外で弓道の指導ができるようになりたい」と・・、KWGは「英語をもっと勉強すればよかった」と・・、IMI、YKT、KYNは「楽しかった。ありがとう、お世話になりました。」とそれぞれ感想などを全員の前で発表。初心者の人達が継続してくれるとよいのだが。ホフ氏からいろいろな情報やコンタクトの方法を伝えていただいたようである。互いのつながりが欧州弓道の発展に必要な事であろう。情報が少ないのが障害になっていると考えられる。
武弓会からハンガリーの鞭と武弓会Tシャツをプレゼントしていただいた。学生達もTシャツを、NTKにもTシャツをいただいた。
最後に記念撮影をして終了。
アチラの鞭の実演があり、私も行ったが、かすかにしか音が出ない。体に巻き付きそうで怖い。日本に帰ったらトレーニングだ。
例によって、道着、足袋、雪駄を武弓会においていった。YKTの持ってきてくれた矢8本も武弓会に使用していただくことにした。武弓会にとって初心者用の矢は喜ばれるプレゼントになったと思うよ、YKT。背の高いピーターとスキンヘッドにTシャツをプレゼント。失礼ながらアンドレアにもXLのTシャツをプレゼント(ごめん、アンドレア、XLしかなかったのだ!)。「私はもう少し大きくなれる」とアンドレアが言い、お互いに大笑いした。
帰りに屋外で、ハンガリーの強い酒をいただいた。なんとYKTが一気に飲み干した。ついにハジけたか?YKT。まずい酒ではなかったが、胃が熱い! これもパリンカ?
ロベルト氏の車に弓と矢筒を積み込み、途中、アンドレアを駅まで送ってからホテルにもどる。
6:30ホテルを出発し、食事に向かう。Vista Cafeという、レストランもある店に来た。ハンガリーのステーキとハンガリービールの大を注文。学生達はアヒル肉入りサラダ、クラブサンドイッチ、サーモンステーキなどを注文、食後にメレンゲとカスタードクリーム?、巨大なバナナクリームケーキ?を注文した。再び胃が熱くなる酒を飲んだ。パリンカか? KND飲み過ぎ。KYNはマリアにゲーム3敗。
明日は8:00朝食。9:30ホテル発。マーケットで朝食?昼食? アーチェリーショップ、パーラメント、何とか教会(バジリカ)を訪れる予定。
2月12日(月)
8:00、ホフ氏と一緒に朝食。過日、空港でスーツケースの取っ手が破損したので、フロントで+ドライバーを借りようとしたら、部屋まで持ってきてくれるとのこと。外れただけであったので30秒で修復してくれた。
9:30、チェックアウトを済ませ、ロベルト氏を待つ。アチラハウスへ行き、トマッシュとアチラ、マリアと合流。マーケットへ出かけ、散策。ハンガリーの朝食だという、油っぽいパンを食べる。学生は「まずい」と言っていた。私は以前も食べたので、ほんの少し味見程度にしておいた。パプリカ香辛料とフォアグラをお土産に買った。ホフ氏はパンプキンオイルを買いたいということで地下の生鮮食品売り場に行った。地下もあったとは知らなかった。ハンガリーの飴を2箱買った。
アチラとマリアは用事があるのでここで別れ、3時に会う予定。
ショッピングストリートである有名な何とか通りを歩いて、バジリカ?教会に到着、中を見学。武弓会から招待で入場料を支払っていただいた。展示室には金ぴかの王冠や儀式に使われるような豪華な装飾品が飾られていた。教会の中は大理石や壁画、ステンドグラスなどすばらしくきれいな装飾。内部の空間が壮大で建物の重厚感がある。王の右手のミイラもあった。ビデオにも撮影したが、撮影中「左手」と言ってしまったが、「右手」です。
教会からまた歩いて(かなり疲れた)アーチェリーショップへ向かう。学生はクタクタのようだ。「あとどれくらいの距離ですか?」と学生が聞いてくるが、「知らない!」「たぶんもう少し」。確かに歩き疲れたが、君たちは若いだろう!体育大生だろう! ショップでは、ハンガリーの弓、トルコの弓、モンゴルの弓などがあり、試射もできた。6種類の鏃を14本購入。
アーチェリーショップをあとにし、また歩いてシティーセンター?に向かう。ここは初めて来た時に訪れた巨大なショッピングセンターだ。あー懐かしい!ハンガリー最後の晩に、学生達と豪遊?したことを思い出す。ONDのさよならパーティでもあったなあ。シティーセンター?の地下のファーストフード店でギュロステラー、甘いスープのようなデザート?、ポテトとチキン、飲み物をみんなで分けて食べた。
ロベルトとホフ氏は、ここで別れ、ウィーンへ向かう。弓と矢筒、私のスーツケースはロベルトが車で運んでくれる。
アチラ、マリアと合流。アチラのスーツ姿を初めて見た。仕事かと思ったら、友人の葬儀でマリアとともに参列したようだ。
アチラハウスへ戻る。出発前に、最後の乾杯をしようというので、・・・。またパリンカか? こんどはテッキーラだ!「塩、・・レモン、・・テッキーラ、・・レモンの順」の飲み方を教えてもらい、一気に! 「カンパーーイ!!」 ハンガリーの人達はゲストを楽しませてくれるのがうまい。アチラとマリアから学生達はお土産をいただいた。お世話になりっぱなしなのに・・。NTKとSHTにもお土産をいただいた。恐縮。
4:30、予定より30分遅れで空港へ向かう。アチラの運転ならば問題ないだろう(笑)。空港に到着し、チェックイン。そして、アチラ、マリア、トマッシュとブダペスト最後の別れ。トマッシュ、「来年また会えることを希望しています」を間違えて「明日また・・・」と言ったので、みんな笑った。
みなさん、どうもありがとう。
荷物検査を受け、買い物。私は飲み物だけ買った。フォリントのコインを寄付。搭乗のためにバスで飛行機へ。「げっ! 小さい!」 しかも巨大な扇風機のようなものが2つ・・。プ、プロペラ機で帰るの・・? 「そのようらしい!」 たしかに、成田空港で、「弓を積めないかも・・」という意味が理解できた。これからは、チケット購入時に事前申告(確認)する必要があるかもしれない。
18:15、プロペラ機でウィーンへ向かう。学生は、プロペラ機がうるさいと言っていたが、結構穏やかで、ジェット機よりも低音で趣がないでもない(微妙な言い回し)。機内ではコーヒーをもらい、行きも出たまずいパンをもらった。学生は明太子味といっていたが、そんなはずは無いだろう。捨てるのもどうかと思い、貧乏性で、懲りもせず口にしてしまった。しかし、やけに塩辛い。降下!まもなく到着。
ウィーン空港では待ち時間無く、すぐに荷物を受け取ることができ、Sバーンでウィーンミッテに向かう。自動券売機の切符の種類が複雑でいろいろ試すも、結局解らなかったので、隣の女性に助けを求めた。失策!ドイツ語しか話さない女性であった・・。親切にも2人の女性がいろいろ操作してくれたが、彼女たちもよくわからないらしい。ようやく操作がうまくいって、6名分お願いしたが、「大人だけですか?子供はいませんか?」と2回繰り返して聞かれた。我々6人はそこにみんな並んでいたはずであるが・・・、KND?、IMI?、KYN?・・ 親切にお助けいただいたマダム、どうもありがとうございました。
電車に乗る寸前、ロベルト氏から電話を受ける。ロベルト氏は、明日から仕事もあり、これでお別れ。すでに到着して荷物もペンションANNAの部屋に入れてくれているようだ。「いろいろお世話になりました、ロベルトさん。」
ウィーンミッテ駅を経由して、地下鉄に乗り換え、ホテルへ。すでにマーチン氏は到着していた。ホフ氏と、セミナーには参加できなかったフランツ氏も迎えてくれた。明日の予定を打ち合わせてから、娘3人はパパと一緒に帰る。
私たちは、ホフ氏、フランツ氏を誘い、レストランへ、私はビールとグヤーシュズッペを注文した。ここは皆さんを私がご招待。ホテルに戻り、ホフ氏と挨拶、明日ホフ氏は早く出発するため、これでお別れ、ホフ氏は4月にIBUを訪れる予定。明日は8:00朝食予定。
2月13日(火)
8:00朝食。今日はよく眠れた。昨日はたくさん歩いて疲れたからな。9:30ホテル発。地下鉄Zieglegasse駅からU3に乗る。来た電車に飛び乗るも、方向を間違えた! West-B-Hで乗り換え引き返す。Volkstheaterで乗り換え、Karlsplatzで降り、ジャスト10:00、OPERの前でマーチン氏と娘を待つ。
みんな集合し、マーチン氏は仕事へ、我々はトラム1でChottentor-universitのところで降り、KWGのリクエストによりVotivkirche教会へ向かう。ステンドグラスがきれい。昨夏にもNTK・SHTと来た教会だ。東京から来たという3人の若い女性にも教会で会った。結構日本人がおおいねえ。
その後またトラム1にのってリングを一周した。Operに戻って、U4でHietzingで降りて、ANKERで休んでコーヒーなどを飲んだ。KNDは座りたくてしょうがないらしい。昨日はかなり歩いたからな。隣の店でKYNが誕生年に流行った曲を修めたビデオCDを購入した。おもしろいものを見つけたね。私も買えば良かった。私の年のもあったのかな?
ショーンブルンに行く前に近くの教会を見学。「暖かいところに行きたい」というKNDのリクエストで植物園に立ち寄った。学生だと言うと、学生証の提示を求められた。ダメ元で武大の学生証を集めて、出したら、「生年月日はどこか」と聞かれたので、その部分を指さすと、学生の分は学割にしてくれた。武大の学生証は英語でも記載するべきだ。引率者割引はないのかな?(笑)。植物園のエントランスではちょうどツツジが満開であった。亜熱帯植物がほとんどかな? あまり珍しいものはないかも知れないが、とてもリラックスできた。ベンチに腰掛けて、会計の処理をした。日記を書いている学生もいた。
植物園を出て、宮殿に向かう、通り雨が降ってきて、わずかに虹が出た。これは願ってもないチャンスと思い、学生を走らせて、宮殿の正面まで急いで行った。すると、イエローの宮殿が目の前に広がると同時に、宮殿の右上には虹が架かり、すばらしい光景を目にできた。宮殿と虹、なかなか見られないだろう。満足満足!!
丘の上に登り、グロリエッテより、宮殿、庭、市街を一望。グロリエッテのカフェでスープとコーヒーを飲む。
丘から宮殿に向かう途中でリスをたくさん発見。YKTの残したパンをKND、IMIがリスにやる。すぐ近くまで寄ってくる。たいへんかわいい。品のあるおばあちゃんもリスに餌をやっている。
おみやげ屋さんを見る。ショーンブルン宮殿をあとにし、Scho"nburunn駅から地下鉄でWBHへ向かう。スーパーで買い物。そしてANNAへ戻って休憩。
17:30、再び出かけ、スタンドバーでホットドッグ(3ユーロ)を食べる。ボイルしたソーセージが本日のおすすめだったのでそれも注文(1ユーロ80)。帰りにスーパーによってブドウとアップルジュースを購入。
18:40、ヨーグ氏がANNAへ来る。WTNさんも一緒に来られた。WTNさんは、以前ウィーンに留学していて、現在は日本で仕事、時々ウィーンに来ているらしい。今回、WTNさんは我々と同じ飛行機で日本からウィーンに来て、彼女を迎えに来たヨーグ氏とシュベヒャート空港駅で偶然会ったのであった。ウィーンで偶然知り合い(ヨーグだが)に会うなんて、なんだか、国際人になった気分。
今日のミュージカルは、「チケットが余っているから」とヨーグに誘われたらしいが・・??、ヨーグは最初からとっていたに違いない。我々6人は並んだ席で、もう2名分(ヨーグとWTNさん)は下の階の席であった。何故? 確信!最初から席を分けて取ったに違いない。やるなあ、ヨーグ! ヨーグは我々が帰る翌週の金曜日(23日)に日本に行くらしい。急遽チケットが確保できたようだ。山形から福岡まで転々とするらしい。IBUには来るかな?
ペンションを出発し、歩いてシアターへ。一服してから中に入る。学生は、普段着で着て、「場違いだ!」としきりに気にしている。いいのだよ、オペラじゃないし、オペラではもっと着飾った人が多いけれどねえ。今日は普段着で良いとヨーグが言っていたし。ミュージカルの演目は「レベッカ」というラブストーリーらしい。ウィーンで人気のあるミュージカルであり、有名らしいが、柄ではない私は無知にして知らず。チケットは最上階の最後部座席で23ユーロ(紅葉会から招待を受けた)。立ち見ではなく、座って見ることができるのはよかった。
ストーリーはよくわからなかったが、舞台演出はすばらしい。また、魔女役?のような黒服の女性の醸し出す雰囲気とその歌声は迫力があってたいへん良かった。カーテンコールではとりわけ彼女に一生懸命拍手した。眠い学生もいたようだが、みんな雰囲気を楽しんだと思う。紅葉会の招待に感謝。マーチンパパとママが迎えに来て、明日の予定を打ち合わせながら、ホテルに向かう。明日は9:30に女子3名はホテルに自力で来ることになったが、「えっー!」という3名のとまどいに、心配したママが、「私が連れてくる。」とマーチン氏に・・。学生も一安心。明日はその後10:00にヨーグ氏とLandgasseで待ち合わせ。
2月14日(水)
7:30、朝食。9:30、集合し、出発。地下鉄でLandgasseでヨーグ氏と会い、シュタッドパークを散歩。昨日、ソーセージを食べた時に付いてきて、食べ残したパンを持参したので、カモメと鴨にやる。すごい勢いで鳥たちが寄ってきた。「餌、やっていいんだよね?」、ヨーグが「いい」と言っていたので大丈夫だろう。ヨーグ氏に「弓道射技編」DVDをプレゼント。
ヨハンシュトラウス像(モーツアルトと勘違いしている学生もいるが、「ヨハンシュトラウスです」)の前で記念撮影をし、老舗っぽいCAFE(大通りの名前が付いていたが?)へ入る。昨年も来た店だ。アイスカフェーとワルドベアートルテを注文。学生に課題を与えよう。「学生も各自自分で注文し、自分で支払うこと!」。学生も特に驚かなくなった。ようやく自分たちでできるようになったかな? 今日は、昼も夜も自分たちで勘定を済ませよう。ほとんど軌道に乗ってきた。手放して、もう大丈夫だろう。
ホフブルグの庭園を通り、エペスミュージアムヘ。武器・武具、楽器、発掘物の3領域がすべて見られる共通チケットで一人6ユーロ。日本語のガイドパンフは90セント。武器の展示を鑑賞したが、弓や弩も展示されていてたいへん興味深い。次回来るときにはビデオを撮りたい(可能かどうか確認していないが)。学生にたくさん写真を撮ってくれるようにお願いした。ミュージアムはたいへん広く、半日がかり、1日がかりでも興味のある人には楽しめる博物館である。中を歩くだけでも結構疲れた。YKTは武器・武具を2回まわった。それでも我々は待たされるはめに・・。よかったねえYKT。「また来てみたいかい?」「また来なさい!」 武器・武具の本を49ユーロで売っていたが、迷った末、買うことをやめた。日本でこのような本があればよいのだが。
ミュージアムスクエアーまで行き、ポストカードで見た逆さになった家(説明が難しいのでここでは省略)を発見して学生達は喜んでいた。土産屋さんと本屋を覗く。KYNが買った誕生年のCDのようなものがあり、私も買った。メーカーは違うようだ。KYNのはビデオCDで、私のは音楽CDだ。NTKにも買おうかと思ったが、その年のものが無かったので購入できなかった。
帰りは、ミュージックスクエアーの地下鉄駅から帰ることにした。早まった!となり駅のセアター駅(距離はほとんど同じ)まで歩いた方が乗り換えが無くてよかった。まだまだ、引率するには甘いですなあ。学生はお腹が空いているようなので、軽く食事。学生は各自自分で注文、ピザを食べた。私はあまり空腹感がないのでパス。スワロフスキーの店を見て、そのあとスーパーで買い物。私は買い物後、ペンションに戻る。IMI、KYNはデパート?の他の店を見たいというので手放す。KND、KWG、YKTはおもちゃ屋さんに寄ってから帰るというので各自自由行動とした。もう学生も慣れてきたな。
私は、疲れたのでペンションに帰って休む。そのうち学生も帰ってきたらしく、学生がフォリントの精算に来てくれた。7000円を受け取る。内訳は5人でうまく精算したものと思われる。関知せず。
18:30、ブランコ氏が来てくれた(ブランコ氏はいつも時間通り)ので、レストランに歩いて向かう。ズィーベンブロイという店で地ビール専門店のような店であった。店内にビールを造るタンクのようなものもあった。地ビールとポテト・ソーセージのグヤーシュを注文。学生は瓶ビール、地ビール、ビエナーシュニッツッェルやスペアリブなどを注文していた。学生とは離れて座り、お勘定まで自分たちでやらせることにした。学生達は、頼もしくなってきた。
ブランコ氏が複数のDVDと英語・ドイツ語の資料をくれた。マーチン氏にAWKのDVD、一つ的、矢渡しのDVDを資料として渡した。マーチン氏と、今年の印象や、来年の話などをした。紅葉会の雰囲気作りや、指導のあり方などについて提言した。来年は希望が少ないが、最終決定は9月末までに返事をすることを確認。マーチン氏は次回のミーティングでいろいろみんなと話をすることにすると言った。
ペンションまで戻り、女子は男子の部屋に置いておいたお土産を持って帰る。フランツ氏に最後の挨拶。明日はブランコ氏がマーチン宅に寄り、女子3人とウエストバーンホフに10:00に来る。我々は9:30にペンションを出発しウエストバーンホフで待つ。
2月15日(木)
7:30、朝食。シャワーを浴びて出発準備。9:30、ペンションを出て、地下鉄でウエストバーンホフへ。まだ待ち合わせ時間より早いので、本屋を覗く。ブランコ氏より電話。合流するも時間があるので、各自交代でふらふら。10:30空港行きバスに乗り(7人で42ユーロ)、11:00頃空港に着いた。エアポートカフェで、コーヒーや紅茶など、各自注文。ブランコ氏と紅葉会の将来や近隣のグループや近隣諸国の問題を意見交換。2008年問題も話題に。ここは、ブランコ氏をみんなでご招待しよう。「支払いは誰にしようか?」その場にいなかった「KWG?」と提案するも、女子3人から「YKT!」、結構、君たちわかってきたね。みんなの共通財布を渡し、支払いはまとめてYKTに任す。最後のお努めだ!
女子は地下のスーパーなどで買い物を済ませる。男子組はあとで交代、と思っていたが、2人とも買い物に興味はないようなので、チェックインに向かう。弓も矢筒も問題はなかった。心配した荷物の重量も問題にされなかった。さあ、ブランコ氏と最後の挨拶をして別れる。「気配りのブランコ」どうもありがとう。
免税店を見て、私はワイン3本、カン入りのコーヒーを買った。出国審査を終え、A4から搭乗。席は4人掛け席の中央に2名づつ押し込められた。ちょっとチェックインが遅かったかな?
機内では食事とビール、ワイン2杯を飲み、寝る準備にかかった。熟睡はできなかったが、ある程度眠れた。
さて、どうだったであろう? 学生達は各自満足してくれたであろうか? 何か感じるところがあったであろうか? たくさんのことに気づき、感じ、そこから何かを学んで、将来に生かすことができたならば研修の成果は得られたと言えよう。きっと刺激の多かった、充実した数日間であったと思う。
成田にほぼ定刻に到着し、大学のバスでIUBへ向かう。車内で最終精算を行い、ユーロの余った学生は私が換金した。
IBUに到着し、レポート提出の確認をして解散。
少し腹が減ったので、何人かと一緒に昼食。天ぷらそばはうまい!
2月21日(水)
レポート提出期限。
提出者には映像入りCD-Rと記念の品を渡す。みんなの写真はYKTがまとめてくれる予定。みんなの写真はあわせて2400枚以上にもなった。
誰?これ!
※最後に、
ブダペスト、ウィーンで御世話になった方々、心から感謝の意を表します。学生達は今年もたいへん満足して帰りました。「夢のような数日間であった」「いつか再会したい」と心から喜び、すばらしい思い出と、人々の心の温かさに感激しています。
私自身も、皆様の支援があったからこそ、このような「海外研修(弓道班)」を引率でき、無事に全行程を終了できたと思っています。
重ねながら、心より御礼を申し上げます。
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2007旅後の手記:
・学生達のふだんと違う一面をうかがえて、私も有意義であった。
・君たちのこの数日間、見たこと、発見したこと、感じたことを大切にしてほしい。また、人とのつながりを大切にしてほしい。今回出会った何人かは、こんど日本を訪れる。再会を楽しみに。また、今度は彼らのためにできることを見つけて、もてなしてほしい。弓道と出会ってよかったと思いませんか? 弓道を通じて大切なものを発見したかな?
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メモ:
・アチラにお世話になりっぱなし
・自己評価:昨年、一昨年よりも学生のコミュニケーションを図る力が不足していたと思われる。語学力は極めて大切ではあるが、その前にトライする意欲に欠けていたかもしれない。少々ツアー旅行に近くなってしまった。反省。
・学生企画を加える必要があるかもしれない。
・語学のできない学生を連れて行っても、先方のメリットはほとんどないので、最低限の語学力を身につけさせる必要がある。
・学生のお客様感覚、ツアー感覚は払拭させたい。
・ウィーン、継続すべきか否か。
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教訓
・コミュニケーション能力を鍛えて来るべし。話せないなら、違う方法で何とかしよう。
・本、DVD、情報の提供は大切。
・日本の文化的な教育(指導)は必要。あとは現地が考える。
KWG君の日記が、季刊誌『弓道日本 第2号』(太陽書房発行)に掲載されています。あわせてご覧ください。
掲載した写真は学生からの提供写真を含みます。